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厨房の作業スペース拡大!動線効率があがる製氷機施工例とは?

製氷機の中で一番売れているものって、アンダーカウンタータイプのものが多いですね。
やっぱり本体の天面を作業台として使えるから便利ですもんね!
今回は、厨房の配置で作業効率が大幅に変わる製氷機編をご紹介いたします。

アンダーカウンタータイプの製氷機とは

天板が作業台として使える製氷機です。冷蔵庫で例えるなら、テーブル型冷蔵庫(コールドテーブル)です。言うなれば、テーブル型冷蔵庫の製氷機版です。


但し、アンダーカウンタータイプの製氷機ですがちょっとややこやしいので、ここでは遠慮なく「テーブル型製氷機」と呼びます。

テーブル型製氷機の標準的なサイズは、
450mm(最小)
525mm(中くらい)
600mm(最大)

と、短かったり中途半端だったりしますよね。

例えば、奥行きが600mmのテーブル型冷蔵庫の横に、奥行き450mmのテーブル型製氷機を置くと、製氷機の奥が空いてしまうか、前が空いてしまうか...という問題が起きます。



中くらいのサイズのものでも525mmですから、一番売れ筋の奥行き600mmの冷蔵庫や作業台、シンクと並べるとぴったり納まらない。
ちょっと気持ち悪いですよね。
そこで!!!
必殺技を披露します。

ズバリ! 天板重ね技!

製氷機の天板の上に、もう一枚、奥行きが600mmの天板を重ねれば横に並ぶ機器ともぴったり合います。
横に並ぶ機器が違うサイズでも、製氷機の天板をそれに合わせればOK!


これで見た目にも、作業性にも優れた厨房になりますね!

但し!
天板だけをあまりに大きくしすぎても、不安定になってしまいます。
例えば、奥行き450mmの製氷機に、奥行き750mmの天板を重ねた場合。。

天板は、強力両面テープで固定するものの、下がアッパッパーになる部分が多い為、上から何か物を置くと、重ねた天板が撓って(しなって)しまいます。。

困ったことです。
そこで!
必殺技 第二弾!!

隣の機器ごと天板重ね技!!!

こうすることで、強度も保てますし、製氷機とその隣の機器の天板の隙間が全く無くなります!


聞き同士の隙間に水や食材が入り込んで、ばい菌が発生するのも防ぎますので、正に一石二鳥!

多少お金がかかりますが、良いアイデアと思いませんか?

注意点として

天板を重ねると、天板のステンレスの厚み分、幅が2mm増えます。
例)450mm幅の製氷機 ⇒天板を重ねると452mmの幅に!

施工例


この製氷機は、ホシザキの90キロのアンダーカウンタータイプ(1000×600×800)に、奥行が750mmの天板を被せた事例です。
右奥の壁の出っ張りの部分を切り欠くことでで、製氷機と壁の半端なすき間をなくしました。


こちらの写真では、コールドテーブルが2本並んでいます。そして実は、その上を一枚の天板で覆われています。


コールドテーブルの間のすき間が無くなりましたね。
※この天板は、わざと高さを低く作ってありますが、コールドテーブルの天板の高さと同じサイズで作ることももちろん可能です。

まとめ

製氷機1の配置方法で作業効率はぐーんと伸びます。
毎日何十回も行き来するからこそ使いやすさは重視したいですよね!
キッチンシティーなら長年の経験から効率的に厨房設計をご提案させていただきます。
お気軽にご相談ください。


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