厨房機器を選定する上で、毎回迷うのが「どのメーカーが良いのか!?」ということだと思います。
ここでは、ホシザキ、パナソニック、福島工業3社の、25kgアンダーカウンタータイプの製氷機を、徹底的に比較しました。

皆様の選定の基準にして頂ければ幸いです。

尚、この数値は各メーカーの承認図のデータに基づいており、実際に比較テストをした結果ではありません。
※電気代の計算は、1kw/hあたり27円で計算しました。(一時間1000ワット使うと27円電気代がかかる。)

外形寸法

同じ25kgタイプの製氷機だけに、寸法はほぼ同じです。
福島工業のものだけが、他のメーカーより幅が3mmだけ大きいです。

但し、背面の給排水の取り回しについて、パナソニックだけが違いがあります。

http://fujii-cs.jp/wp-content/uploads/2018/09/2018-09-24_211711.png

下図ではパナソニックの製氷機に、奥行が450mmのコールドテーブルをオレンジの線で重ねました。
楕円形の、配管を出すスペースほほとんどが、隣のコールドテーブルで覆われてしまいます。

http://fujii-cs.jp/wp-content/uploads/2018/09/2018-09-25_172703.png

両となりに設置する機器の奥行きが450mmのものを置く場合、パナソニックの製氷機は、給排水の配管が出せない問題があります。
※どちらかが空いていれば問題ありません。

製氷能力と消費電力

製氷能力は、パナソニックが一番高いですね。
25kgタイプでありながら、涼しい条件ならば一日に30kgを越える氷をつくってくれます。

但し、パナソニックは消費電力も一番高い!
24時間稼動した場合の電気料金は、一番低い福島工業と比べて約1.5倍です。2番目のホシザキと比べても約1.4倍。
その代わり、パナソニックは早く氷を作れますが、24kgの氷を作る為に必要な電気代も一番高ですね。
(一番安い福島工業と比べて約1.3倍。ホシザキとは1.16倍。)

但し、24kgの製氷に必要な時間を比べた場合、パナソニックが一番早く、ホシザキとは約4時間の差がある。
(一番遅いのはホシザキの24時間で、福島工業は約1時間ホシザキより早い。)

電気代をとるか、製氷能力をとるか。。
ちなみに毎日12時間製氷機が動いて、一ヶ月30日だとすると、一番電気代が安い福島工業とパナソニックを比べると、一ヶ月435円の差になる。
一日に換算すると14.5円の差。でも一年で5,220円。10年なら52,200円。。。
とっても迷いますね。

但し、「長い時間をかけて作られた氷は、溶けにくい」という特徴もあります。
ドリンクに入れたとき、溶けにくいということは、ドリンクを薄めない氷が作れるということでもあります。
ホシザキから新発売された、80mm角のキューブアイスは、なんと4時間もの時間をかけるため、結晶が大きく、硬い氷がつくれます。

ストック量

ホシザキはストック量が一番大きいです。
作るのは一番遅いけど、その分たくさんストックできる。
福島工業も、ストック量でそんなに引けを取らないけどパナソニック程早くつくれない。
パナソニックは、ストック一番少ない代わりに直ぐに作る!

電気の深夜料金が安いことを考えると、作るの遅くてもメリットありますよね!
けど、夏場じゃんじゃん使うときにどんどん作ってくれなきゃ足りなくなりますよね!

更に迷いますよね。

ネームバリューと導入コスト

ネームバリューで言えば、

1位 ホシザキ
2位 パナソニック
3位 福島工業

では価格は?
1位(最安値) パナソニック 
2位 福島工業
3位 ホシザキ※但し、バルブソケットと排水ホースは別売り。


氷穴の選択

氷穴とは、キューブアイスに空いている、小さな穴です。この大きさを選択できる機能がホシザキと福島工業には付いています。(パナソニックの製氷機もできますが、サービスマンしか触れない設定です。)

ホシザキ 大、中、小の三段階
福島工業 1~7の七段階

くぼみが大きい氷は、はやく作れます。
真ん中があまり詰まっていない氷ですが、とにかく個数を早く作りたい時に役にたちますね。

結論

ネームバリューと安心感(シェアーナンバー1なので。)を選ぶ方はホシザキ!

ある程度のネームバリューと製氷力、そして導入価格を選ぶ方はパナソニック!

省エネ性能とある程度の導入価格を選ぶ方は福島工業!

結局迷ってしまいますよね。。
今回比べてみた結果、氷の大きさや外形寸法などはほぼ同じでした。
違いは僅かに消費電力と製氷能力の差。そして価格となりました。
どれを選ばれても良い製氷機だと思います。

但し、この25kgタイプの製氷機の両隣を同じ450mmの奥行の機器にする場合、パナソニックはおススメできませんので、そこだけは覚えておいて下さいね。

比較表

※ホシザキは高さが770mmとなっていますが、付属品扱いされているアジャスター(足)を付けると高さは800mmになります。

ABCD
1ホシザキパナソニックフクシマ
2形名IM-25M-1SIM-S2500FIC-A25KT
3外形寸法395*450*770395*450*800398*450*800
4製氷能力(kg/日)(周囲温度30℃ 水温25℃)19〜2224〜2620〜22
5製氷能力(kg/日)(周囲温度20℃ 水温15℃)24〜2629〜3125〜26
6消費電力(電動機定格消費電力)W160/180230/255150/170
7氷の形28*28*3228*28*3228*28*32
8一回の製氷量 個181824
9一回の製氷量 kg0.40.420.59
10最大ストック量141213.5
11消費水量0.050.04〜0.050.05〜0.06
12重量344445
13コンセントアース別アース付きコンセントアース付きコンセント
14排水ホース無し付き付き
1524時間稼動した場合の電気料金110155103
1624kg製氷の為に必要な稼働時間の割合100%82.80%96.00%
1724kgの製氷に必要な電気代11012899
1824kgの製氷に必要な時間24時間19時間52分23時間2分
19氷穴選択大、中、小七段階